ディングル シングルモルト バッチ No.6
Dingle Distilleryが展開してきたSingle Malt Batchシリーズを締めくくる第6弾。タウニーポート樽のみで全期間熟成し、赤い果実、マーマレード、バタースコッチ、ダークチョコレート、ジンジャーを思わせる濃厚な香味を備えた限定シングルモルトです。
基本情報
- 商品名:ディングル シングルモルト バッチ No.6
- 英語名:Dingle Single Malt Batch No. 6
- 種類:アイリッシュ・シングルモルトウイスキー
- 蒸留所:Dingle Distillery(ディングル蒸留所)
- 生産地:アイルランド・ケリー県ディングル
- 原料:モルト
- 蒸留:3回蒸留
- 熟成年数:ノンエイジ(NAS)
- 熟成樽:タウニーポート樽
- 熟成:タウニーポート樽のみで全期間熟成
- アルコール度数:46.5%
- 内容量:700ml
- 発売:2021年
- 限定本数:約15,000本
- 製法:ノンチルフィルター
- 着色:無着色
味わいと特徴
ディングル シングルモルト バッチ No.6は、Dingle Distilleryが2016年から展開してきたSingle Malt Batchシリーズの第6弾にして最終リリースです。2021年に発売され、初期Dingleの歩みを記録してきたバッチシリーズを締めくくる一本となりました。
Batch No.6最大の特徴は、タウニーポート樽のみで全期間熟成していることです。複数種類の樽原酒を組み合わせたBatch No.4やBatch No.5とは異なり、一種類の樽に焦点を絞ることで、Dingleのモルトとポートワイン樽の関係を明確に表現しています。
タウニーポート樽からもたらされる濃厚な果実の甘さと、3回蒸留したDingleのモルトが持つ華やかな酒質が重なり、赤い果実や柑橘、糖蜜を思わせる甘さとスパイスが複層的に現れます。
香りにはメープルシロップをかけたワッフル、厚切りのマーマレード、バタースコッチ、結晶化したジンジャーを思わせる甘く濃厚なニュアンスがあります。
口に含むと、赤スグリのゼリーやクランベリーなどの赤い果実に、シロップを含んだワッフル、ジンジャーブレッド、ダークチョコレートを思わせる風味が重なります。果実の甘酸っぱさとスパイスが味わいに奥行きを与えています。
フィニッシュでは甘さが次第に強まり、ジンジャーのスパイスと蜂蜜をまとったデーツを思わせる余韻が続きます。ポート樽由来の濃厚さだけでなく、果実味とスパイスのバランスを楽しめる仕上がりです。
おすすめの飲み方
- ストレート:赤い果実、マーマレード、バタースコッチ、ダークチョコレート、ジンジャーへと展開するタウニーポート樽の個性を直接楽しめます。
- 少量の加水:46.5%の酒質が穏やかになり、赤い果実や蜂蜜を思わせる甘さと、Dingleらしい果実香を感じ取りやすくなります。
- ロック:ポート樽由来の濃厚な甘さが引き締まり、ダークチョコレートやジンジャーのスパイスが際立ちます。
SUGOI SCORE(すごい酒度)
Single Malt Batchシリーズ最終作という物語性、タウニーポート樽のみで全期間熟成した明確な個性、限定性と高い外部評価を総合的に評価しました。
2016年のBatch No.1から続いたDingleのSingle Malt Batchシリーズを締めくくる第6弾です。蒸留所初期の成長を記録してきたシリーズの最終作という明確な位置付けを最高点で評価しました。
2021年に約15,000本が生産された限定リリースで、シリーズ最終作として同じBatch No.6が継続生産される商品ではありません。通常の定番品より高い希少性があります。
3回蒸留したDingleのシングルモルトを、タウニーポート樽のみで全期間熟成。フィニッシュではなく熟成全体を一種類の酒精強化ワイン樽に委ね、その相互作用を明確に表現した点を高く評価しました。
WhiskyCastで94点を獲得するなど、Batchシリーズ最終作として高い外部評価を得ています。Dingle自体の歴史がまだ比較的短いことも考慮し、この点数としました。
Dingle Distilleryは現代のアイリッシュウイスキー復興を代表する独立系蒸留所の一つです。一方、長い歴史を持つ老舗蒸留所と比較するとブランドの蓄積はまだ短いため、この点数としました。
メープルシロップやバタースコッチの甘さ、赤スグリやクランベリーの果実味、ダークチョコレート、ジンジャー、デーツへと続く多層的な香味を高く評価しました。
総評
ディングル シングルモルト バッチ No.6は、単にBatch No.5に続く限定品ではなく、Dingle Distilleryの初期を象徴するSingle Malt Batchシリーズを締めくくった重要な一本です。
最大の特徴は、タウニーポート樽のみで全期間熟成したことです。複数の樽を組み合わせるのではなく、Dingleの3回蒸留モルトとタウニーポート樽の組み合わせそのものを前面に押し出しています。
メープルシロップ、マーマレード、バタースコッチから、赤スグリ、クランベリー、ダークチョコレートへと広がり、ジンジャーと蜂蜜をまとったデーツを思わせる余韻へ続く味わいは、ポート樽の個性を明確に感じさせます。
シリーズ最終作という歴史的な位置付けに加え、WhiskyCastで94点を獲得するなど外部評価も高く、Dingle初期の限定バッチを代表する一本として評価できます。
SUGOI SCOREは101点。シリーズ最終作としての物語性、限定性、タウニーポート樽のみで全期間熟成する技術的個性、外部評価、味わいの完成度を総合的に評価しました。
購入先
2021年発売の限定バッチのため在庫や価格は変動します。Batch No.6、アルコール度数46.5%、タウニーポート樽熟成であることを確認してから購入してください。